松岡かわら・イタリア漆喰ラスチコ

宝物館 つはものどもが 夢のあと…

2026年08月09日 17:59

青空と若葉のみどりがきれいな季節になりました。

昨年秋、温度・湿度変化と戦いながら完成した ラスチコ外断熱壁の建物が、

今年秋のオープンを控え、今は静かなたたずまいを見せていました。

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鶴林寺・宝物館でございます。(兵庫県加古川市内)

国宝の本堂・太子堂など、数々の重要文化財のそばに、目立たず、しかも調和して重厚です。
 
 
「蝋燭のすすけたイメージ」というコンセプトの外壁は、色・風合いだけでなく

宝物館らしく重要な性能が要求されました。

・・・外断熱です。
これまでの各地の博物館・収蔵庫の歴史から、温湿度センサーに全面的に依存した電気的な

館内・庫内制御というよりも、
天然素材を使って、できるだけこれまで保管されていた状態に近い形の建物にしようという

考えのようです。


そして、その宝物館の外壁材として、ラスチコをお使い頂いた。・・・ということです。

 
ラスチコ壁は、色調も、見る位置により、表情があり、そして工事完成直後と同じく、

表面は頑強で、異物やキレも見当たりませんでした。

灰色に見えたり、黒く見えたり、はたまた、蝋燭の炎の煙のようにムラムラに見えたりします。

鶴林寺は、播磨の法隆寺と呼ばれています。
 


 
国宝:本堂、太子堂(写真左上)、多宝塔(写真左下)、山門(写真右下)など、

歴史と風格のある建物群に囲まれて、ラスチコ壁の宝物館は、新緑の中すっくと優雅なたたずまいです。


昨年の秋、完成に向けて現場で格闘していたあの頃とはまるで違って、今は静か。 
・・・宝物館、つはものどもが ゆめのあと・・・ 

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 2012.5.21

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