宝物館 掻き落とし仕上げ
2026年08月09日 17:46
こちら、お寺さまの宝物庫の建設中です。
壁にも、多くの方々の思いと、これまでの歴史から、この度の壁材としていろいろなものが検討され、
ラスチコが採用されました。
国宝級の宝物を守るための下地の関係で、仕上がり表面層を、非常に頑強なものとしなければなりませんでした。

各方面から慎重なご検討を頂き、ラスチコによる 掻き落し仕上げ となりました。
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「掻き落し」の道具です。↓
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ひと口に「掻き落し仕上げ」と言っても、使う道具、掻き落す具合などによって、
仕上がり状態には、本当にさまざまな違いがあります。
こちらの現場では、ダイナミックに頑強に掻き落す予定でしたので、
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事前に試験を繰り返し、5つの層、グラスファイバーメッシュも2度に分けて敷設してあります。

グラスファイバーメッシュの量も、掻き落す量も、かなりな量でした。
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掻き落し道具といえば・・・、
このように、ワイヤーブラシを細工したようなものを使う事もあります。
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壁の色については、他の国宝建造物との調和も勘案され、本来淡い色調のラスチコに、
左官さんが色粉を混ぜて、独自に、重厚な色調を創作されたものです。

(↑ちなみに、これら全て左官さんの手作りです)
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大変広い壁面積で、こちらの掻き落し作業の為だけに、
事前に、これだけたくさんの”掻き落し具”を準備して
左官さん方は、この工事に臨まれました。
工期が、10月はじめから11月末と、気温の変化の著しい期間でしたが、
「ラスチコは、材料による1ミリのキズもブツも、一度も出ずに済んだ」と、
、左官の匠より大変喜んで頂けたことは、うれしかったことです。
■ 鶴林寺宝物館 ■ 兵庫県加古川市
見事な宝物のご見学がてら、どうぞラスチコ掻き落し壁もご覧下さい。

copy right: 松岡瓦産業株式会社
2011.11.30
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