教願寺”四季の桜”鏝絵
2026年08月09日 11:58
兵庫県神崎郡の教願寺ご本堂の壁面いっぱいに、ラスチコにより、鏝絵(こてえ)の壁が、
完成しました。


お寺付近の四季のうつろいうが、桜の木の変化を中心に描かれました。

使用されたのは、ラスチコmono・クネオ色で、
こちらのような微妙で繊細な細工、絹のような質感を表現をしつつも、
壁面としての堅固さ、耐久性を保持するために、特別に手が加えられています。

こちらは夏、緑の葉だけになった桜の木に蝉。

アイデアは、お寺の若手の門徒さん方が自由に出されました。
2012年に製作した記念として、絵のどこかに、”金環日食”も描かれています。

写真を写す時間によって、かなり違った表情になります。
・・・それは、照明や光の加減なのです。
鏝絵の部分が、平面の日本画のように見えたり、豪華な刺繍のように浮き出して見えたり・・・。

さすがに、微妙な色は、ラスチコのバリエーションだけでは足りないので、他の顔料も使用されています。
全体的に淡い色調が、とてもとても上品です。

それもこれも、みんなお寺の付近で見かける慣れ親しんだ光景なのです。
ちなみに当鏝絵作者も、冬のシーンが いちばんのお気に入りの様子・・・♡


冬のシーン末尾には雪の中につぼみの”春蘭”が、そして、春の始まりのシーンで、咲いた”春蘭”で、
お寺の四季がめぐるのであります。

全長約11メートル(幅85センチ)、鏝絵としては、他に例を見ないスケールです。
このような鏝絵(こてえ)は、日本独特な手法で、細かく繊細な表現になるほど、
それを可能にする性能を有する素材が要求されます。
このほど、数少ない鏝絵の技能者:品川博氏(左官Team品川)と共に、
ラスチコを、日本独自に、緻密で繊細な、壁画に最適な素材へと開発することができました。

最適材であるラスチコと匠の技の結集、その”晴れ舞台”をご提供くださったのが、教願寺さんです。
施工中より、解放されていたこともあり、見学に訪れる方々が絶えませんでした。
ご門徒さんのみならず、多くの方々が、お寺に足を運んで頂けるようになるといいですね💛と、
ご住職・坊守さんとお話して以来、毎月こちらで寺カフェが開催される運びとなり、
多くの方々が本堂に集い、ラスチコ鏝絵をご覧になる機会が多くなりました。
浄土真宗本願寺派 弘誓山 教願寺
兵庫県神崎郡福崎町南田原
🌸どうぞお参りくださいませ
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2012.10.13
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