松岡かわら・イタリア漆喰ラスチコ

古民家 玄関リフォーム

2026年08月08日 19:12

お便りを頂きました。
古民家の土壁の暖かい雰囲気を残しつつ、もちろん耐久性を持たせつつ、

そして 仕上げに、ラスチコに藁スサを混ぜた風合い の現場よりレポ−トします。
   
今回のポイント材料は、ラスチコmono、ロレンツォ(白)とチェバ(土色に近い色)、

そして藁スサです。
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スサは、”アク抜き”をしたものと、していないのがあります。
アクが出ないように・・・、とよく言いますが、アクが出て、独特の風合いになったりするのは

おもしろいものです。

今回は、事前にお施主さんが、アクが出た状態をお好みだったので、普通の藁スサをそのまま

ラスチコに混ぜて使用しました。
    
こちらの玄関が、Beforeの様子です。
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下地=土壁(隅々に黄土色のが見えています)の上に、シックイ、石膏、

繊維壁(白く見える部分)などが塗ってあります。
※正面の扇形の部分(黄色っぽいところ)は、今回のリフォームで、新しく設置したので、

 石膏ボードが貼られました。  (石膏ボードの継ぎ目が見えます)
   
古い壁表面(日本シックイ、石膏、繊維壁)部分をはがし、
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見えてきた土壁(黄土色)に、シーラーを塗ります。

そして、
厚く剥がれ落ちた部分は、ラスチコ(白:ロレンツォ)で”つけ送り”、つまり補強=下地づくり

をします。
※正面の扇形部分は、石膏ボードにシーラーを塗り、ラスチコ(白:ロレンツォ)で”中塗り”します。
 (扇形部分は、後方に壁面があるため影になりグレーのように見えますが、前面と同じ、白色です)
 
・・・このように、ラスチコ・ロレンツォ色(白)で、全面中塗りをしました。そして・・・・・、
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藁スサを混入したラスチコ・チェバ色(黄土色)の仕上げ塗りです。
    
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ラスチコを塗っている最中は、色が濃く思えるものですが、向かって左側の白いところは、

まだ中塗り状態で、
右側の黄土色に見える部分は、藁スサ混入のラスチコ・チェバ色による仕上げ塗り 

が完了したところです。    
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光線の関係で、白っぽく写っていますが、こういう素朴な風合いです。
良い感じで、自然な藁スサの”アク”が出ていると思います。

    
こちらが、Afterの様子です。

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1日の陽の光で、自然に表情が変わり、
それでいて落ち着く。・・・これまで通りの古民家です。
        
残したかった古民家の薫りをしっかり残しつつ、
新しい命を吹き込まれた お玄関を、お施主さんがご満足頂けたのは・・・、
飾られた 凛としたお生花が もの語っているようです。

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こちらの ラスチコ+藁スサ混入仕上げ、
左官さんも”お気に入り”になってしまったようで、
こちらの現場を機会に、たくさんのサンプルピースを
作成され、「よかったらお客さんに配って!」と、頂きました。


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2012.12.17

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